思い描いた住まいが実現する注文住宅の家づくり.navi
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注文住宅を建てようとしている人は、憧れのマイホームと意気込んでワクワクしているでしょう。
しかし、いざ注文住宅を建ててみてから、ここをこうすればよかったと後悔する人も少なくありません。
ここでは、注文住宅を建てる際の注意点やアドバイスを見ていきましょう。
注文住宅を建てる際に、特に重要なのが契約締結時です。 工事のことや費用のこと、追加料金がかかる場合などが契約書に記載されていて、契約を締結するということは、契約書の記載内容に全て合意することを意味します。
契約書には小さな文字での記載も多いですが、住宅購入の際には細かな部分も含めて一通り目を通しておかなければなりません。
サラッと目を通しただけで契約を締結してしまうと、後々に業者とトラブルになってしまうこともあります。思っていた内容と違っていたということもあるかも知れません。
住宅購入の際の契約は、何千万円もの支払義務を負う契約です。 普段はあまり細かなことを気にしない人でも、住宅購入の契約の際には慎重に契約書をチェックしましょう。
そして、疑問に思う点が見つかった場合には、担当者に質問をして、疑問点を全て解決してから契約に臨みます。
慎重に決めようとしていても、業者の営業マンが契約締結を急かしてくることもあります。
人によっては、特に気になっている点がなければ、細かな点を確認していなくても、そのまま契約を済ませてしまうかも知れません。
営業マンはできるだけ早く契約に漕ぎ着けたいため、急かしてきますが、そのペースに乗せられないように注意しましょう。 あくまで、自分が契約内容を理解して納得してから契約を締結します。
また、業者も優良な業者ばかりとは限りません。 不安を煽るようなことを言って、契約締結を急がせる業者もあります。 「今月中に契約すればキャンペーンの特典が受けられる」のようなことを言って、その場で契約を結ばせようとするかも知れません。 慌てた状態や焦っている状態で契約を締結することは避けましょう。
細かな点を見逃していることが多いです。 見逃していた内容により、追加料金が後から必要になるかも知れません。
自分で慌てている、焦っていると感じたら、その場で契約することは避けて、後日改めて契約に臨みましょう。
現在住んでいる住宅で、延長コードや電源タップなどを使っている家庭は多いでしょう。
特にキッチンでは、コンセントを使用する道具がたくさんあるため、たこ足配線になっている家庭も少なくありません。 注文住宅を建てるなら、たこ足配線にならないように、コンセントの数を確保することをおすすめします。
ただ闇雲にコンセントを多く設置するのではなく、どこに何を置くのか決めた上で、使いやすい位置に必要な分のコンセントを設置しましょう。 延長コードや電源タップを使わなくても済むようにできれば、かなりスッキリします。
普段差しっぱなしにするコンセントだけでなく、空きが1つか2つできるようにすると、掃除機を使うときに便利です。 子供部屋に関しては、現在の状況だけでなく、将来的に必要になるコンセントの数も予測して設置するといいです。 大きくなれば、パソコンやプリンターなどを使うようになります。
まだベッドを使わない場合には、数年後にベッドを部屋に置くことを想定して、コンセントの位置を決めましょう。 ベッドを置いたときに、頭に近い位置にコンセントが1つあると便利です。 外のコンセントも設置しておきましょう。
給湯器などで使用する場合には、もう1つ設置するといいです。 車の中を掃除するときや、庭でバーベキューをするときなどに使えます。 これがないと、庭でコンセントを使いたいときに、室内から長い延長コードを引っ張ってこなければなりません。
ベランダがある場合には、ベランダにも1つ設置しておくといいでしょう。 好きな場所に好きなだけコンセントを設置できるのが注文住宅のいいところです。
また、後からコンセントを追加で設置する場合には、かなり費用がかかってしまいます。
モデルハウスなどを見学しに行くと、吹き抜けのリビングやリビング階段などを見て、素敵だと思うかも知れません。
しかし、見た目のいい間取りが必ずしも住み心地もいいとは限りません。 吹き抜けのリビングは、モデルハウスで見る分にはいいですが、冷暖房が効きにくいのがデメリットです。 電気代が高くなるでしょう。
外観も昼はいいですが、夜になると上の方が暗くなります。 吹き抜けの上の方にも照明器具を取り付けている家庭もありますが、普段の手入れが非常に大変です。
リビング階段も、見た目はオシャレで素敵ですが、冷暖房の効率があまりよくありません。 実用性を重視したい場合には向かないでしょう。
住宅は何千万円もする買い物であることを意識した上で契約を締結しましょう。
間取りに関しては、オシャレで素敵ということだけでなく、実際に心地よく住めるかどうかが大切です。
コンセントの数や位置を工夫するだけで、住みやすいにだいぶ差が出てくるでしょう。