思い描いた住まいが実現する注文住宅の家づくり.navi
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ここでは、注文住宅の家づくりの一連の流れにそって、それぞれの注意点や知っておきたい情報などをまとめていきます。
マイホームの建築は、まずは情報収集からはじめましょう。家族で話し合って「どんな家で、どんな暮らしをしたいか」や「住みたいエリア」など、具体的なイメージを固めましょう。
たとえ夫婦でも優先するものはお互い異なるため、こだわりたい条件や希望する条件には優先順位をつけることをおすすめします。
家づくりのイメージが明確になったら、インターネットで調べるだけでなく、住宅関連イベントやセミナー、相談会に足を運んでみましょう。
「家づくりは何からはじめたらよいのか」「土地の探し方」「住宅設備」など、さまざまな専門家から情報を収集することができます。
ある程度情報収集ができたら、依頼する建設会社や建築家の選定を行います。家を建てる際の依頼先は主に3種類。どの施工会社にもそれぞれメリットやデメリットがあります。
【1】ハウスメーカー
住宅メーカーは営業から施工、アフターサービスまで行う、全国または地元でも比較的大きな規模で展開している会社です。知名度があり、モデルハウスの見学も可能です。
【2】工務店
ハウスメーカーと比べると、限定したエリアで施工を行っている建築会社です。それぞれの地域で長年、住宅の建築を行っていることが多く、地域の気候、地質、生活習慣から、利点を知り尽くしたスタッフや大工が在籍しています。
【3】設計事務所
設計事務所は家づくりの窓口となってくれる会社です。ハウスメーカーや工務店は、家を建てる(施工)をしてくれますが、設計事務所では図面を書いたり、家のデザインや設計を専門に実施しています。そのため、施工そのものは、工務店に依頼します。
住宅展示場には多くの住宅メーカーや工務店がモデルハウスを建てており、それぞれの得意な分野や工法を見ることができ、これまでの施工例などもたくさん準備されているので、足を運んでみてチェックしてみましょう。
他にも、完成見学会に行ったり、実際に見積りやプランを数社に依頼し、比較検討してみることも大切です。その上で依頼先の選定において重要なのが営業担当者です。
マイホームが完成するまでの数ヶ月だけでなく、完成後も付き合いが続く担当者は、信頼できて相性のよい人であることが大変重要です。
どこで家を建てるのか決めるために住宅展示場や見学会へ行ってみるとよいでしょう。
家を建てる上で、依頼する建設会社や建築家の選定と同様に大事なのが、土地探しです。そのためにはまず、予算や広さ、最寄り駅、子どもの学区など希望の条件を整理することが大切です。
条件が決まったあとは、不動産会社や建設会社に依頼するだけでなく、インターネットのサイトや折込チラシなどもこまめにチェックしたり、実際に自分の足で探してみるなど、いろいろな方法で方法で土地探しを行います。
希望の土地が見つかったら、建ぺい率や容積率、高さ制限や用途の指定などの条件について調査を行ない納得してから購入しましょう。
理想の土地を見つけるまで、かなりの時間と労力を費やす場合もあるため、絶対に譲れない条件など優先順位をつけて探すことも重要です。
契約する前には設計プランや予算等の見積もり依頼をし、確認するようにしましょう。
どのような材料を使用した家で住宅設備のグレードはどのレベルなのか、内訳まで示された総額なども記載された重要な書類になるのでしっかりと中身をチェックし、問題がなければ、契約へと進みます。
設計プランや見積もりを出すうえで、大切なポイントを紹介します。
一般的に建設会社や工務店とは工事請負契約を結ぶことになります。建築家に直接設計を依頼する場合は、別途設計契約を結ぶこともあります。この他にも土地購入や住宅ローンの契約もあります。
契約に際しての注意点として、まず契約書や間取り図などの書類で少しでも分からない点については納得いくまで説明を受けることが大切です。
また契約する際には、普段聞きなれない住宅専門用語が多く出てくるため内容をきちんと理解してから契約するようにしましょう。
この他にも必要な書類は揃っているかや、支払金額や支払時期についてもしっかり確認しなければなりません。仮に契約後、内容に納得いかずに解約すると基本的には違約金が発生してしまうため、契約は慎重に行いましょう。
住宅ローンは金利ばかり注目されがちですが、家づくりを考え始めたら借り入れ条件や返済中の条件変更などについても情報収集することをオススメします。住宅会社などが行う相談会にもあるので参加して勉強するのもよいでしょう。
住宅ローンの金利には変動金利・全期間固定金利・固定金利期間選択型の3タイプがあるので、月々の返済可能な金額を決めた上で、自分に合った金利のローンを組むようにしましょう。
また、審査によって適用金利は変わる場合が多いため、あくまで相談会での説明や試算は一般的な話であって絶対ではないということにも注意しなければいけません。
間取り等が決まればいよいよ着工です。
家が経つまでには一般的に4~5カ月程度を要し、その期間中は建設に伴う騒音などで少なからず迷惑をかけることになるため、着工前に両隣・お向かい・真裏などご近所にあいさつをしておき、だいたいの工事日程を知らせておくと印象がよくなります。
最近では施工会社の現場担当者が挨拶まわりをしてくれることも多いので、事前に相談しておくことも大切です。
着工時期は梅雨など天候に注意するだけでなく、固定資産税、減税、増税や家族の予定なども鑑みて計画するのがよいでしょう。
住宅が完成すると立ち合いで施工ミス・不具合などがないか、また契約通りの住宅になっているかを確認し、不具合や相違点があった時には是正・補修してもらいます。
業者によっては引き渡し後では対応してくれないこともあるので、十分に注意しましょう。住宅の設備機器使用方法の説明なども同時に受けることが多いです。
万が一「立ち合い」の案内がないときは、売主に確認しましょう。
立ち合いにて問題がなかったり、是正・補修が完了したら残金を支払い、最後に引き渡しとなります。
快適な暮らしを持続するためには、こまめに点検とメンテナンスが大切です。
一般的には、建設会社や工務店などの定期点検が行われます。6カ月後・1年後・2年後に行われることが多いですが、頻度についてはしっかりと確認しておきましょう。
また点検項目が、年数によっても変化するのかや、無償の補修期間の期限等についても確認をしておくようにしましょう。
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